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パイナップルについて研究に研究を重ねています。

「エゾ鹿の幸せ」

エゾ鹿は多くの方が知っているように北欧から横浜港を経由して日本へ持ち込まれた危険外来生物の一種である。主に野草を主食とし、多くの公園や畑の草木を根絶やしに食べてしまう性質を持つ。それ故にいつしか人々は彼らを「森の悪魔」とか「恐怖のコンバイン」とか、「ベストドレッサー賞受賞」と呼ぶようになって久しくない。

そんな忌み嫌われた存在のエゾ(エキゾースト)鹿だが、その性格はいたって温厚で、普段機嫌が良い時であれば、あたりかまわずつばを吐き散らかしたり、他人の容姿を酷評するなど、その暴君たる姿はまさに北欧のメトロポリタンの名にふさわしい行為である。

私は以前、実家の富山に住んでいたときに、二匹のエゾ鹿を屋内で飼っていたことがある。名前をベルナスと門脇と名付け、可愛がっていた。彼らは私が夜八時に仕事先から帰宅するといつも満面の笑みで私を出迎えるのだ。そして「かくなる上は・・・かくなる上は・・・」と、少し京都弁が混ざったような鳴き声を発し、糞便をあたりかまわずまき散らしながら全身をぶるぶると震わせて喜びを表すのだ。

そんな彼らの好物はというと、干した昆布や、揚げたての鶏のから揚げ、乾燥わさびなどであるが、特に好んで食べたのがカブトムシなのである。カブトムシは生きたものは与えず、すでに死んだものを与えるのだが、彼らはカブトムシを異常に怖がり、それでも何とかカブトムシの角の先部分を鼻に入れ、そこから勢いよく吸い上げて食していたようだった。

私はそのように幼少時代の大半をエゾ鹿と過ごしてきたわけだが、一度だけ彼らを猛烈に怒らせたことがある。どのように怒らせたかって?好物のマンゴーを取り上げた?いいえ、違います。排便の最中に頭をなでた?いいえ、それも違います。はい、そうです、私は彼らが寝静まる午前三時頃に彼らの耳元で子守唄を歌ったのです。そうです、あの「ねんねころりよ、ペパーミントよ」のあの子守唄です。歌い始めたときは彼らも最初は心地よさそうに耳を傾けていたのです。それが「ねんねころりん」の「ころりん」あたりから徐々に彼らの目の色が青く染まっていき、鼻息もひーひーと荒くなり、うつ伏せで寝ている状態からノーモーションでひらりと飛び上がるやいなや、私のこめかみにタックルです。十針縫いました。

動物は皆とても可愛いですが最低限の注意は必要です。それはエゾ鹿に限ったことではありません。あなたの子守唄で、いつなんどき目の色を変え、ノーモーションでタックルが来るかは、誰にも分らないのですから。